学生団体紹介

地域安心安全ボランティア Team ZERO ちいきあんしんあんぜんぼらんてぃあちーむぜろ

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今回の団体紹介は「地域安心安全ボランティアTeam ZERO」。
大学の位置する仙台市青葉区国見地区を、安心安全なまちにすることを目的に活動しています。
メンバーは東北福祉大学の学生で構成されています。

具体的にどんな取り組みをしているのか、メンバーの貝和大毅さん(東北福祉大学3年)にお話を伺ってきました!

活動内容

主な活動内容は2つ。
1つ目がナイトパトロール。写真のようにメンバー共通のビブスを着用し、誘導灯を持ってみんなでパトロールをするそうです。

そして2つ目は「スクラム作戦」と呼ばれる、朝の交通安全運動です。
主に国見小学校周辺で挨拶運動や、防犯ティッシュの配付をするそうです。
子どもたちの笑顔を守れればいいですね、と貝和さんはおっしゃっていました。

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また不定期ではありますが、実際に大学周辺の居酒屋などにおもむいて行う飲酒運転撲滅の啓発活動や、幼児等に向けて交通安全を題材にした紙芝居の読み聞かせなどもしています。
特に紙芝居に関しては、自前で製作をすることで、交通安全の重要性をできるだけ身近にとらえてもらう工夫をしているそうです。

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これらの活動を通して地域社会とのネットワークを形成し、このネットワークから更なる派生活動が生まれて欲しいと貝和さんは語ります。

貝和さん「他の大学の人とか、あとは社会人の方とかとつながりたいです。去年の10月に勾当台公園で開催された『生きがい健康フェア』っていうのに、サークルとして出展したんですよ。そういったイベントにもっと呼ばれるようになりたいですね。」

活動の魅力

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▲先日の仙台若者アワードにて、活動をプレゼンする貝和さん。

ー活動の魅力はなんですか。
貝和さん「福祉大って、介護系の職に就く人が多いイメージがあると思うんですけど、ZEROは結構色んな所に行く人が多いんですよ。警察とか、教員とか。なので色んな人がいるのが楽しさだと思います。」

ー多様なメンバーが揃っているのは魅力ですね!では、活動の魅力については、どこにあると考えていますか。
貝和さん「紙芝居だったり、交通安全運動だったりで、実際に子どもたちと接することができるときですね。喜んでもらえたらうれしいですね。また、警察官の方と一緒に活動をすることも多く、将来警察官になりたい学生にもおすすめです。」

ー自分がなりたい職に就いている大人と関わることができるんですね。私(山下)も就活中なので、就活前にそういった機会があるのはうらやましいです。では、ZEROとして今後向かっていきたい方向性とかってありますか?
貝和さん「活動をもっと広げて、もっと知ってもらいたいと考えています。知ってもらうことで他の団体と協力した活動が生まれたり、大人の方の協力が得られたりすると思うので。なのでもっと知名度を上げたいです。ゆくゆくは県外でも活動をしてみたいですね。」

一言一言を噛みしめるようにゆっくりかつ謙虚な物言いながらも、大きな野望を語ってくれました。まちが安全なことは当たり前のように思ってしまいがちですが、ZEROのようなボランティア団体をはじめ多くの方に支えられて成り立っていることを再認識した取材でした。暖かくなって、ついつい自転車でスピードを出してしまいがちな私ですが、日々交通安全を意識していきたいものです。
さて、多様なメンバーが集まり、受益者との距離が近くやりがちを得られるTeam ZERO。福祉大新入生のみんなは要チェックだ!

「文・山下航希(東北大学4年・インターン)/写真提供・地域安心安全ボランティア Team ZERO」

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