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発達障がいのあるお子さまへの学習支援/震災遺児への無料学習支援

はったつしょうがいのあるおこさまへのがくしゅうしえん /しんさいいじへのむりょうがくしゅうしえん

●学習障がいのあるお子さまへの学習支援
●震災により、通常の学習が難しくなった生徒さんへの心のケア、学習支援
●震災遺児、孤児のための無料学習支援

(発達障がい児への学習支援 )
学習障がいのあるお子さまへマンツーマンで学習支援(心のケア含む)を行っております。
月1度の研修や、勉強会を行い生徒さんに合わせた学習方法で支援を行っております。
仙台市青葉区中央

(震災遺児への無料学習支援)
震災遺児、孤児へマンツーマンで学習支援を行っております。(無料)
仙台市内、近郊市町村

プロジェクトインタビュー

今回は、学習能力開発財団さまに取材に行ってきました。発達障がいのあるお子さまと震災遺児への学習支援を行っていらっしゃいます。16年培ってきた経験を活かして、1対1で勉強を教える学習支援にはどのような特徴があるのでしょうか。 インタビューにお答えいただいたのは、理事長の畠山さんとスタッフの佐藤さんです。

Q.
現在の活動状況について教えてください。

 発達障がいのあるお子さまと震災遺児への無料学習支援と必要に応じて心のケアを1対1で行っています。発達障がいがあるお子さまは、学校に通ったときに学ぶ上で支障が出る事がありますが、そのことに対して、1対1で学習支援をするという取り組みを7年前から行っています。ですので、震災遺児への無料学習支援に関しましても、今までの経験を活かして、勉強を教えることや心のケアの問題に1対1で支援することができたらいいなという想いで始めたのです。

【震災遺児への無料学習支援について】
私たちは1対1での学習支援を行っているので、一度に大勢のお子さまを受け入れることは難しいんですね。そのため、年間で10名くらいのお子さまに学習支援をすることを目標として、持続的に支援を広げていこうと考えています。昨年の6月から活動をしていますが、1年目は10~15名のお子さまの学習支援ができました。2年目以降は学習支援の質を高めていこうと思っています。
それから、月に1回、学習支援をしている講師のみなさんと一緒に報告会・研修会を行っています。講師のみなさんが自分の担当している生徒さんの様子や、授業の進捗報告、さらに生徒さんに指導している中で困っていることや気になっていることについて話し合いをしたり、学習支援の方法について勉強会を行っています。
私たちは、「勉強を教えること」に関しては、どこにも負けないような技術を磨きあげていますが、やはり自分たちだけでは解決するのが難しい問題もあります。その時は外部の専門家の方と連携・サポートをいただいています。具体的には、医師、グリーフケアの専門家、子ども支援団体などが挙げられます。自分たちは何ができて、誰と協力することで、上手に活動を進めていけるのか把握できていることが強みの1つと言えますね。

Q.
講師の方からはどのような声を聞いていますか。

 学習支援にあたり、講師の方が1人で悩みを抱え込んでほしくはないので、「支援者の支援」という面を重要視しています。とくに、定期的に行っている報告会では、具体的な悩みが多く挙がっていますが、専門家の方も交えて、悩みに対する具体的なアドバイスを講師に提示することで悩みを1つずつ解決へと導いています。講師からは「悩みを相談したり、共有したりできる場があってよかったです」という声を聞いています。引き続き、講師のみなさんが安心して学習支援をしていけるような環境づくりの構築を通して、「支援者の支援」の部分を少しずつ充実していけたらいいなと思っています。

Q.
学習支援の活動を通してのやりがいは何ですか。

 大きく分けると2つあります。1つ目は、今までの経験を活かしてより効果の高い学習支援を行うことができることです。発達障がいのあるお子さまはテストの点数を上げることが難しかったりしますが、一人ひとりに合う学習支援のノウハウを活かして、点数を上げることにもつながっていることは大きなやりがいです。震災遺児の子どもたちについても、必要に応じた心のケアも行いつつ、志望校への受験合格に導くことができた時はうれしいですね。コーディネーターを16年やっているので、ニーズに対しての必要な情報は持っており、お子さまに合った先生を紹介し、しっかりとしたマッチングを行っています。16年分のノウハウを活かして結果を出せるのはとても嬉しいことです。
2つ目は、学習支援の活動に関わる人々の成長が感じられることです。これからも学生やスタッフが「自分は世の中で役に立っているんだ」と感じてほしいですし、それによって、「何のために働くのか」「こういう環境で働けたら楽しいな」と思ってもらえたらいいですね。

Q.
現在、難しいと感じていることや困っていることはありますか。

 本業である個別教室・家庭教師のアップルでは、大学生を講師として採用することを行っていません。ですから、大学生の方とのご縁が少なく、学生さんのお力を十分に借りられていないという状況です。とくに、気仙沼、石巻など沿岸部でのボランティアが少ないため、沿岸部に行くことができる学生さんにはぜひボランティアに来てほしいですね。それから、仙台に住んでいる学生さんにも来てほしいと思います。そのためにも、学生さんのチームを編成し、交代でも学習支援を行えるような仕組みづくりもしていきたいです。その結果、沿岸部も仙台市内も遺児支援は持続的に行うことが可能になります。
発達障がいのあるお子さまへの支援に関しても、学生さんとのご縁が少ないので、どのような支援をしているのか、支援の中身をもっと伝えていきたいと思っています。とくに、教員採用試験を受ける学生さんや医師を目指す学生さんには1対1での学習支援の経験を通して、発達障がいのあるお子さまと接する機会をもってほしいですね。そのような子どもたちと、どのように関わっていくことができるのか学べる良い機会だと思います。もちろん、先生になろうと思っていない学生さんでも、企画づくり等に参加してもらうことで、発達障がいのある方の特性を知ることができますし、今後一緒に仕事をすることがある場合、理解をするきっかけになると思いますね。

Q.
今後の展望について教えてください。

 学校の中の大事なコンテンツの1つとして、本財団の活動を成長させようと思っています。具体的には、1対1で勉強を教える学校として「マンツーマンスクール」の設計を計画しています。今は、1対1で勉強を教えてほしいというニーズは高まってきていると感じています。
この「マンツーマンスクール」は1つのフロアに教育コンテンツがそれぞれ入っています。全体として事業性を高めていくこともそうですし、ソーシャルビジネスを持続するためのモデルにしていきたいと思っています。先程もお伝えしたように外部の方との連携が必要になってくると考えています。そのような連携をしていきながら、仙台や他の地域に展開し、続けていけたらいいなと思います。

編集後記

 学習支援を行う中で「しっかり結果を出すことが私たちの仕事」と、おっしゃっていたのを聞き、ただ教えて終わるというのではなく、子どもたちの成績が上がり、志望校に合格するというところまでを見据えて活動していることがとても印象的でした。また、1対1で教えるからこそ、1人の子どもに対して、学習進度に合わせた丁寧な教育支援や長期的に行う取り組みができ、相手との深い信頼関係を築いていくことにつながると思いました。これまでの16年間に築いてきた、外部とのネットワークを活用するからこそ、遺児や発達障がいのある子どもに対して、総合的に支援ができることも強みでした。教育の道に進みたいと考えている学生さんも、そうでない人も、興味を持った方は、ぜひ活動に参加されてはいかがでしょうか。
インタビューにお答えくださった畠山さんと佐藤さん、貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。

東北1000プロジェクト 藤澤

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一般財団法人 学習能力開発財団

一人ひとりの学びに合わせた支援

活動テーマ: 福祉  教育 

活動対象: 子供 

活動地域: 宮城県  仙台・松島・塩釜周辺 

  • 応援数:
  • 781回
  • バッチ数:
  • 0個

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