東北1000プロジェクトのサイトが新しくなります。詳しくはこちら。
掲載中のプロジェクトは、引き続き閲覧いただけますが、情報の更新は終了しています。

このプロジェクトの情報は、2014年3月12日に掲載されました。掲載から時間が経っている場合は
最新の活動状況と異なる場合があります。ご留意の上、参考程度にご覧ください。

家畜と農地の管理研究会

かちくとのうちのかんりけんきゅうかい

警戒区域内に残され継続飼育されている牛たちの被ばく線量や遺伝子の変化の解析など、貴重な科学的知見を収集し続けています。

活動テーマ

農業・林業・畜産  その他 

原発事故に関わった家畜の行動・生理・繁殖・農地管理などに関する研究

支援対象: 一般(対象問わず) 

活動地域: 福島県  浜通り~相双 

プロジェクト発足日:2012年9月

掲載開始日:2014年03月12日

活動中のメンバー人数

プロジェクトの主要なメンバー数:25名/ボランティアを含めた参加延べ人数:30名

Q.
どんなプロジェクト?

家畜と農地の管理研究会では震災直後から現地に足を運び、警戒区域内に残され継続飼育されている牛たちの被ばく線量測定、血液採取で得られる遺伝子の変化の解析など、牛たちが人間に与えてくれる貴重な科学的知見を収集し続けています。
今の福島でなければできない研究に、被災農家と多分野の研究者、獣医師がひとつになり取り組むプロジェクトは、かつてのチェルノブイリでも今の日本でも類を見ない世界初のプロジェクトです。

【目的】
家畜と農地の管理研究会は、多分野の研究者が集まって組織されました。 福島第一原子力発電所の事故に関わった家畜を活用した研究活動を推進し、有用な科学データの集積活動を行うことにより 今後の放射能災害の予防に寄与し、もっと人と動物が共存する豊かで健全な社会の形成に貢献することを目的としています。

【内容】
原発20Km圏内の警戒区域には、震災前ウシ3,500頭、ブタ3万頭、ニワトリ67.5万羽がいたが震災の2か月後には推定でウシ1,300頭、ブタ200頭に減少したと報道されました。想定外の震災、原発事故により人間の避難もままならない中で家畜の避難準備などできるはずもなく、農家は情報のほとんどない中で、生かすのか安楽死するのか、究極の選択を迫られました。
立入りが制限された警戒区域は獣医療が無い地域となり、ライフラインが途絶え動物への福祉が極端に低下し多くの家畜が餓死しました。昔から、福島県浜通りの畜産は水田・畑作・果樹等との複合経営が多く、農家にとっては少数ゆえに個々の家畜との心理的関係は濃く愛情に似た感情を抱いていたと推測されています。飼養者と心理的関係の強い動物を救うことは、被災農家を救うことであることも忘れてはならない事実です。
日本における人間以外の動物は、伴侶動物・産業動物・野生動物・展示動物・実験動物に大きく分類されますが、警戒区域に存在する牛はどれにも属しません。経済動物としての前途を絶たれた現在、私達に何が出来るのかを考え、長期的視野に立ちマイナスをプラスに転じられるような仕事ができれば、閉塞状況に陥りつつある東日本の畜産を活性化できるのではないでしょうか。

しかし研究以前の問題として、動物の餌や健康維持の経費の支援が国や県からは全くなく、牛の飼育には1頭あたり毎年20万円以上がかかりますが、農家や本研究会で費用を工面しています。わたしたちだけで牛の"いのち"を維持して研究を続けることは困難になりつつあります。福島浜通りの再生には、正しい理解と国の先を見越した施策及び支援が必要であり、私たち研究者と獣医師には日本の農と食の安全を守っていく責務があります。


Q.
このプロジェクトの魅力・アピールポイントは?

チェルノブイリが世界から注目されているのと同様に、福島は後世のために重要な研究の場として世界的に注目されており、そこに被ばくし続けて生きている牛が多数存在しています。この牛たちから情報を得ることは、研究者の責務と考えています。
最初は旧警戒区域内で個別に活動していた岩手大学・北里大学・東北大学の主に獣医系や畜産系の研究者が協力し合うため、家畜と農地の管理研究会が設立されました。

Q.
メンバー紹介・雰囲気について教えてください。

福島県は東北の被災地の中でも原発事故の影響を受け、抱えている問題や課題も他の地域とは大きく異なっています。本研究会の獣医師やスタッフは、牛の症状の説明・処方・畜主でもできるケアの方法など幅広い活動を行うほか、被災農家ひとりひとりの思いや意見を伺い畜主の不安や悩みを少しでも減すサポートや、また動物に対しても優しい気持ちで接しながら活動しています。
動物に語りかけ、残された”いのち”と向き合い、研究者は各々の立場から何が出来るかを考え、復興の架け橋となるコミュニケーションも本研究会の大切な活動です。

FREE SPACE

【ふくしまにおける研究や復興へのご支援のお願い】
震災から今日まで畜主の方々は片道1時間以上をかけて仮設住宅から現地に通い、手弁当で牛を飼い続けています。電気牧柵を設置したり、飼料を購入したりで、出費はあっても儲かることはありません。
私たち研究者も、手弁当とわずかな研究費でこれまでなんとかやってきました。しかし牛1頭の飼料代は年間20万円近くになります。可能な限り自生の野草を食べさせたとしても、毎年数千万円の飼育費用が生じます。また、飼育から死体処理までの労力と経費は農家がすべて自己責任で行うこと、農家や研究者だけで牛の生命を維持して研究を続けることは困難になりつつあります。

今の福島でなければできない研究に、被災した畜産農家と多分野の研究者、地元獣医師がひとつになり取り組む家畜と農地の管理研究会プロジェクト活動をご理解いただき、後世のための研究に対するご支援や応援をお願いします。

■ご支援金は牛の飼料や獣医療へ■
【ご支援金のお願いについて詳しくはこちら】http://liffn.jp/fund/
研究会では研究プロジェクト参加農家のみなさんへ、飼料と獣医療の無償供給を行い牛のQoL向上を図っています。しかし、立入りが制限されている原発20km圏内では飼養管理できる時間が限られているため、日々変化する牛の体調をまめに観察し、急変した場合は地元獣医師や研究者と連絡を取り合い、牛たちを守り続けています。また、研究会では福島第一原発の重大事故の生物影響としての“牛の放射線被ばく影響”を長期にわたって調査研究していける恒久的な公的研究施設設置を目指しています。みなさまのご理解・ご支援をお願いします。

代表者プロフィール

岡田 啓司

岡田 啓司

おかだ けいじ

岩手大学農学部共同獣医学科准教授。
”注射器を使わない獣医療”である、牛の生産獣医療が専門。生産獣医療は、動物のQoLを高めることによって動物の健康を増進し、生産性向上と食の安全・安心を確保する、いわば”家畜福祉”実践版。福島第一原発事故警戒区域の中に生き残った牛のQoLがあまりにもひどかったことから福島入り。"食"することのできない牛たちを相手に、ふくしまをなかったことにしようとする流れに逆らいながら奮戦中。

【代表より一言】
ふくしまでは核燃料が原子炉から露出した状態で存在しています。放射能汚染もまだらに広く分布し、“除染”などできません。今も被ばくし続けている牛から得られる情報は、世界中どこを探してもないものです。

プロジェクト概要

プロジェクト運営団体 福島第一原子力発電所の事故に関わる 家畜と農地の管理研究会
所在地 〒107-0052  東京都港区赤坂6-18-11 ストーリア赤坂103
TEL / FAX TEL:03-5876-5041 
メールアドレス info@liffn.jp
ホームページ http://liffn.jp/
Twitter https://twitter.com/LIFFN
Facebook https://www.facebook.com/liffn.jp


600人の起業家集団

東北1000プロジェクト 応援感謝企画「歌津からのメッセージ」

スポンサー・パートナー募集

掲載プロジェクト数
209
「応援する!」総数
185,587
「認定バッジ」総数
12

プロジェクトを探そう!

活動テーマ
活動地域
検索

様々な条件で探す

すべてのプロジェクトを見る

復興大学|災害ボランティアステーション

3.11大震災関連サイト「絆」手を携え、前に!

「1000プロ」の活動を広めてください!