学生団体紹介

環境系学生団体「海辺のたからもの」vol.1 かんきょうけいがくせいだんたい「うみべのたからもの」

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仙台市若林区荒浜を活動拠点としている、環境系学生団体「海辺のたからもの」
きれいなアクセサリーを制作していて、そこには荒浜の未来が込められているみたい…

代表の畠山紳悟さん(東北大学3年)にお話を伺ってきました!

主な活動は3つ

1.若林区荒浜でのゴミ拾い・イベント開催
2.海洋ごみで作ったアクセサリーの制作・販売
3.三重県四日市市富洲原(とみすはら)にある漁網工場の再生・漁網の再利用

1.若林区荒浜でのゴミ拾い・イベント開催
活動の柱は、仙台市若林区荒浜での活動。
荒浜見学ツアーや海岸でのゴミ拾い、みんなでピザを食べる(!)など、参加者と共に多岐にわたるイベントを開いています。

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2.海洋ごみで作ったアクセサリーの制作・販売
ゴミ拾いで集めたゴミ(レジンペレット)を利用して、アクセサリーを作っています。

※レジンペレット:石油から生成された直径数mmの粒のこと。本来プラスチック製品の原料になるもので、海辺のたからものではアクセサリーの中に入れるパーツとして利用しています。

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記事を読んでいるあなたが、このアクセサリーを手に入れる方法は2つ。
①イベントで購入する
②ワークショップで作る

「海辺のたからもの」としては、②のお客さんに作ってもらうことに力を入れています。お客さんに実際に材料を触ってもらいながら、海洋ごみ問題について学んでもらうことで、活動の意義をより深く伝えることができると言います。

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また、環境系イベントへの出展や、市民向けの海洋ごみのセミナー講師もしています。これらの活動を通して、「荒浜の現状」や「海洋ごみ問題」について広めています。

そして、広めるときに大切にしているのは「伝え方」
例えば、海洋ごみの種類について説明するときには、何のゴミなのか言葉で説明するだけでなく、ゴミを缶に入れて中身が見えない状態にしたものをお客さんに振ってもらい、その感触で何が入っているのか当ててもらう「クイズ形式」で説明しています。
自ら編み出したやり方で、お客さんの心をつかみます。

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3.三重県四日市市富洲原の、漁網の再利用・漁網工場の再生
先月(2019年3月)から、三重県四日市市富洲原で活動している「RePurposed富洲原(とみすはら)」と共同で、数年前に倒産してしまった漁網工場の再生を行っています。

廃棄するだけで数100万円かかってしまう漁網を、他の目的で活用できないか模索中。具体的には、漁網を利用したブレスレットや、飾りの製作を行っています。
「漁網の再利用・工場の再生を通して、富洲原地域全体も盛り上げていきます!」

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Facebookで情報発信を始めたそうです!RePurposed富洲原Facebookページ

大型連休中にワークショップ開催!

ところで、海洋ゴミからできたアクセサリー、実際に見てみたくないですか?

なんと!!5月4日(土)、5日(日)の2日間、どちらも11:00~18:00
仙台フォーラスの地下1階で、ワークショップを行うそうです!

10連休の終盤のアクティビティに、ぜひいかがですか?

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活動メンバーも募集中!
これからの若者の在り方も含め、たくさんのことを学べそう…
荒浜を楽しい場所にしたいあなた!ぜひいかがですか?

「文・小野紘貴(東北学院大学4年・インターン)/写真提供・海辺のたからもの」

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基本情報
設立
2018年7月
メンバー数
6人
活動場所
仙台市若林区荒浜、その他仙台市内
活動頻度(ミーティングなどの日頃の活動)
毎週1回程度
活動頻度(イベントなど)
代表者
畠山紳悟
その他
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