仙台若者アワード2019でファイナリストとして発表してくれた
「Tohoku Space Community」が
「第1回 Tohoku Space Academy(アカデミー)」を開催したんだって!
Tohoku Space Community ってどんな団体?
Tohoku Space Community は、宇宙が好きな人のコミュニティを東北で形成させ、
新たな出会いや学びを創出し、
「東北を宇宙でワクワクさせる」という目標を掲げて様々な活動を行っています。
11月に行われた仙台若者アワード2019「最終審査」でも、
東北大学1年の敏蔭くんが堂々と発表してくれました~~
実は発表の中で「12月に第1回 Tohoku Space Academy を開催します!」と宣言してくれていました。
宣言してくれたからには自分の目で確かめてみないとね~~と思い、今回行ってみました!
Tohoku Space Academy ってなに?
Tohoku Space Academy とは、「宇宙で人々をつなぐ」ことをテーマに、
宇宙について研究している・興味がある学生どうしで、研究内容や興味があることを話し合い、
そこから新たなイノベーションを生み出していこうという場です。
当日は理系の学生や社会人など、30人以上が集まりました。
初めに今回のイベントの概要の説明があり、
その後、航空宇宙工学や物理学、建築をそれぞれ学んでいる4人の学生による発表が行われました。
「取材で行くとはいえ、専門的なこと分からないんだけど大丈夫かなあ」
とビビりながら参加しましたが、かなり楽しめました。笑
火星にも水が存在したかもしれない話、
太陽との距離が地球より離れている火星で、なぜ水が存在出来得る気温(0℃以上)を維持出来たのか分かっていない話、
アメリカとロシアの通信人工衛星が衝突してスペースデブリ(宇宙ゴミ)が大量に増えた話など、
普段文系の人間として生きている私(小野)には新鮮な話題ばかりでした!
▲質問も活発に行われました
学生による発表の後は、交流会が行われました。
参加者にもお話しを伺いましたが、皆さんが口を揃えて言っていたのは
「学生どうしで交流する機会が存在しない」。
理系の学生の参加者が多かったのですが、
「隣の研究室が何に取り組んでいるのか知らない、
ましてや他学部なんて全く分からない」という声が多く聞かれました。
そんな皆さんにとって、今の宇宙の話題・トレンドを知ることが出来る場は貴重だったようで、
お互いに刺激になり、会場は大いに盛り上がっていました!
今日学んだことをこれからの研究の参考にしたい!という方も多くいるようでした。
そして何よりもこのイベントにおいて大切なのは
☆宇宙が好き!☆という理由でみんなが集まれること。
お互いの専門分野を「宇宙」という言葉が繋げ、会場がひとつになります。
私が参加した感想としては「学生主体のカジュアルな学会」だなあと感じました!
参加者がただ楽しむだけでなく、そこから学びに還元していこうという姿勢が強く見られました。
主催者の立場からも
「仙台でこの活動をもっと浸透させたい」や「山形でもこの取り組みを広げたい」など
様々な想いを話してくれました!
この Tohoku Space Academy 、4月からは定期的に開催されるそうです!
興味を持ったら…
「イベントに興味はあるけど、専門的過ぎて難しそうだなあ…」と思ったあなたへ!
Tohoku Space Community では他にも楽しめるイベントをたくさん開催していますよ~~
仕事や学校終わりに気軽に宇宙について話し、そこから新たなことを発見してもらう
「Bar Cosmo」を毎月開催していたり、
その他にも、
・”星空とグルメ” “星空と音楽”などを融合して
幅広い分野の人が宇宙に触れあえる「仙台星空フェスティバル」
・通りがかった人と夜空を一緒に見て宇宙を感じてもらう「ゲリラ星空展望会」
・宇宙に関する教授や宇宙ベンチャーの代表の講演会「SPACE TECHナイト」
など様々なイベントを企画・開催しています。
ちなみに次回のBar Cosmoは2020年1月17日19時~ enspace で開催されるそうです。
「宇宙が好き」「星が好き」という方大歓迎!ぜひご参加ください!
Facebookページはこちら
Tohoku Space Community 公式サイト
Tohoku Space Community ブログ
「文・写真:小野紘貴(東北学院大学4年・インターン)」