「自分が伝えたいことを発信したい」という熱い思いで、メディアを通して情報発信する学生団体があります。
今回は、IF I AMの梶原将さん(東北工業大学3年)と瀧澤頸さん(山形大学3年)にお話を聞きました。
何をしているの?
IF I AMは、市民メディアとして情報を発信している学生団体です。
週1回、土曜日の20時からYouTubeで映像を配信しています。

メンバーの役割・担当は決まっておらず、企画を持ってきたメンバーがロケ先を決めたり、台本を作成したりしています。
1人1人伝えたいことが違うため、企画内容はとにかく自由!!
ラジオやブログでの情報発信もしているそうです。
ブログには、ロケでの裏話も書かれています。
また、毎年5月に「24時間生配信」を行っています。
この生配信には、完全なタイムスケジュールを組んで臨んでいるそうです!

今年5月の生配信の様子
印象に残っている企画は?
梶原さんが選んでくれたのは、2泊3日でロケを行った「浦島太郎電鉄」という名のリアル電車すごろく。
サイコロをふり、出た数字まで進むのは、普通のすごろくと一緒です。
目的地に着いたら電車を降りて、駅周辺をぶらぶらして、次の電車までの時間を過ごすそうです♪
なんと1日目の目的地が、秋田県男鹿市だったそうで…
宮城だけではなく、東北の美味しい物や自然も再発見できますね!
取材した時は1日目まで配信されていましたが、今後、残りの2日分も見られる…かも?
▼梶原さんのおすすめ「浦島太郎電鉄 出羽編」
瀧澤さんは「リアルサーチゲーム」が印象的だといいます。
ターゲットと調査チームに分かれて、ターゲットから送られてくる写真をもとに、ターゲットの現在地を制限時間内に見つけ出すというゲーム。
毎回、テーマが決められていて、3つの課題をクリアすればターゲットの勝ちというルールもあるそうです!
例えばEATがテーマなら3品食べる、SHRINEなら3つの神社のおみくじを引くなどなど…
このゲームは、いかにそのエリアを知り尽くしているかが、勝敗を分けそうですね!!
▼瀧澤さんのおすすめ「リアルサーチゲームその1」
とにかくフリーダム
梶原さんと瀧澤さんに、団体の特徴を聞きました。
「学生自身が企画することにより、伝えたい事、やりたい内容が自由に企画でき、自由度が高い団体です。東北の情報=IF I AMになればいいなと思います。そして、他の学生団体とのコラボ企画や企画持ち込み大募集中です!」
面白い企画と、学生目線で仙台・東北が紹介されていて、初めて知る情報もあり、どれも興味深いです😊
イベントなどを紹介してほしい学生団体のみなさん、企画を考えてみたい人など、IF I AMのYouTubeを見て、遊びに行ってみてくださいね!!

取材を受ける梶原さん(左)と瀧澤さん(右)
IF I AMの由来
2011年3月の東日本大震災で被災した地域のうち、岩手、福島、茨城、青森、宮城の5県の頭文字をとっているそうです。
設立当時は、被災状況や震災復興に力を入れた映像を提供していましたが、現在は東北のみなさんに笑顔を届けるような映像を提供しています。
▼私の目を引いた動画はこちら☆
辛い物を食べる前にヨーグルトを飲むと、整腸作用で腹痛が緩和出来るんですね…!
「文・鴇田奈那(宮城学院女子大学3年・インターン)/写真提供・IF I AM」