「自分たちも楽しく、周りも楽しく」という思いの下、宮城県七ヶ浜町で活動している「地域活性団体なないろプロジェクト」。
今回は、齋藤航己さん(山形大学3年)にお話を伺いました!
なないろプロジェクトの由来
なないろの「なな」は七ヶ浜の「七」から取っています。色んなことをしよう!という思いがこめられて「なないろ」と名付けられました。
海沿いに7つの集落があったことから名づけられた「七ヶ浜町」は、県内中部に位置していて、仙台市、多賀城市、塩釜市が隣接しています。なぜ七ヶ浜で活動が行われているかというと、七ヶ浜は山や海に囲まれていて自然が豊富だからだそうです。そんな七ヶ浜町で子供たちへ遊びの場を提供しています。
どんな活動をしているの?
◇月に1,2回 幼稚園児から小学生向けのワークショップ
子ども目線でどんなワークショップがいいか考え、インターネットのサイトを参考にして自分たちでアレンジしたものを実施しています。こいのぼりや七夕飾りなどの季節ものや、キャンドルや貝殻を張り付けるフォトフレームなど、簡単にできてちょっと遊べるようなものが中心だそうです。様々なワークショップをしているうちに子供たちに好評なものを続けています。
◇幼稚園児から小学生向けの出店
七ヶ浜町にある「七のや」にて、出店を出したりもしています。主に夏を中心に出店しています。「七のや」は海の近くにあり、海などに遊びに来るお客さんが多く、集客が見込めるからだそうです。準備や片付けまで含め、すべて自分たちで行っています。出店はわたあめやスーパーボウルすくいなど。スーパーボウルすくいのコツは水につける時間を少なくして素早く引き上げることだそうです。スーパーボウルすくいは金魚とは違い、動かないけれど重さがあるので大人でも難しいですよね…。
なないろプロジェクトの魅力!
地域活性にはたくさんの対象があり、なないろプロジェクトでは対象を子どもに絞りました。子供と関わることができて、一から企画を立てるので、アイディアを生み出す能力が身に付きますね!!!
子どもを対象とした活動を通じて、どうすれば子どもたちのためになるのか、喜んでもらえるのか。企画からイベント実行まで自分たちで計画することで、イベントが終わったときの達成感や充実感は大きいものとなるのではないでしょうか!
ワークショップは自由に企画することができ、実現することができます。子どもを対象とした地域活性に取り組みたい方、子どもが好きな方はぜひなないろプロジェクトまで連絡をしてみてください☆
「文・鴇田奈那(宮城学院女子大学3年・インターン)/写真提供・地域活性団体なないろプロジェクト」