イベントレポート

学生と社会人の違いって…?「学生」×「社会人」トークライブ開催しました!

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一般社団法人ワカツクのインターン生・小野紘貴です。
2019年10月24日、仙台市市民活動サポートセンターで開催した
「学生」×「社会人」トークライブ の模様をお届けします!

平日夜の開催でしたが、6大学・7団体の学生の皆さんにご参加いただきました。たくさんのご参加ありがとうございました!
※大学別(順不同):東北大学、東北学院大学、東北福祉大学、東北工業大学、尚絅学院大学、山形大学
※団体別(順不同):せんだい未来会議、東北大学救急サークルRet’s、ストリートチルドレン芸術祭、東北大学もしとさ、学魂祭実行委員会、Tohoku Space Community、いぐする仙台

“社会人”のゲストとして、仙台市内で飲食店を2店舗・経営されている柴田一生さんをお迎えしました。
学生時代、2015年の「第1回学魂祭」の実行委員長や、ボランティア団体での活動を行っていた柴田さんに、学生と社会人との違いや、これからの展望を伺いました!

やっていることは学生時代と変わらない

私(小野)は、大学のサークルでのボランティア活動やワカツクでのインターンをしていますが、「卒業したら社会とどのように関わっていけるのか?」という漠然とした疑問がありました。

しかし、柴田さんは「自分がやっていることは学生時代と変わらない」といいます。

柴田さんが仙台で実現したいのは
「若者と地域をごちゃまぜにする」「若者のコミュニティを盛り上げる」こと。

社会人として、「仙台で一番の飲食店になる」という目標を掲げて飲食店を経営しながら、
地域のイベントに関わり、積極的に出店するなど、
地域とのつながりを意識して行動しています。

そして、これらの目標を実現するために、自分の中で色々な工夫をされていました。
「モチベーションが高い」と周囲に敢えて言うことによって自分のやる気を維持したり、
自分が力をつける、もしくは人に頼むことで実現させたりなど…

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「疲れるのも楽しい、それも含めて人生」と言っていたのが印象的でした。
いや~~~、めちゃくちゃポジティブ、前向き。笑

「自分に言い訳しながら生きてきたなあ」と反省しながら、お話を聞いていました。

いまの学生はまじめ過ぎる…?

2016年に大学を卒業した柴田さん。
私は2016年入学なので、大学生としての期間が被っていないことになります。

そんな柴田さんが今の学生に感じることは「目の前のことで終わってしまっている」ということ。
学生団体としての活動をこなすことに終始してしまい、その活動を通して“自分が何を伝えたいのか”“どんな影響を与えたいのか”まで考えることが出来ていない人が多いといいます。

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またお話の中で、
「楽しみながら」「楽しくなかったらやらない」という言葉が何度も出てきたのが印象的でした。
学生時代の経験も心から楽しそうに話していて、柴田さんが学生だった頃は学生の中でそういう空気が流れていたのだと肌で感じることができました。
私が入っていたサークルも、忙しくなるにつれてそういう雰囲気が消えていったなあ…と思い出してしまいました。
「楽しみながら」 皆さんはやれていますか?(自戒)

後半は、参加者全員でトークセッションを行いました。
大学も、学年も、所属団体も違う人同士が、お互いの団体の活動紹介や、抱えている悩み相談、学生で解決しなかった場合は柴田さんに投げかけたりなど、充実した時間を過ごすことができました。
「将来どんな仕事するの?」「いま所属している団体って残したい?」など、近い距離感の人には逆に話せないようなことを話すこともできました。

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もっと活動が良くなるように

今回のイベントでは、お互いに刺激を受け、知識を吸収しあう空間が生まれました。そんな時間が増えていけば、もっと仙台の学生の活動が活発になると思いませんか?

11月14日に行われる仙台若者アワード2019でも、最終審査に加えて応募団体・参加者が交流できる時間を設けます。
せっかくできたつながりを、これからも。
アワードを通して、持続的なつながりを生み出せればと思っています。

▽詳細・観覧申込はこちらから
仙台若者アワード ホームページ

「文:小野紘貴(東北学院大学4年・インターン)/写真:小野紘貴、稲葉史恵(ワカツク)」

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