イベントレポート

「仙台若者アワード」同窓会を開催しました!

アワード同窓会eye

春真っ盛り!大学は絶賛、新歓時期!
学生のみなさんにおかれましては、さぞ忙しい日々を過ごされていることでしょう。そんな新歓時期に少し思い悩むのが「自団体の活動の伝え方」。同じ団体の仲間と過ごしていると、活動を客観視することって、あまりないですよね。だからか、新入生に活動内容を適切に伝えることって難しい。難しいものの、新歓の中で改めて“自団体の良さ”に気づくこともあったりしますよね。

つまり、団体の外の人と話すことで、改めて活動への気付きが得られることってあると思うのです。その機会は少ないゆえに、とても大きな気づきとなることも…?

そんなことを期待して、複数の学生団体のメンバーが集まり、自団体の“得意”や“不得意”、“今後の方向性”を話し合うイベントを開催しました。このように自団体の活動を客観視する時間をとることで、新歓中の学生の皆さんも、より魅力的な新歓ができるかも??

dousoukai1

会場に集ったのは、「仙台若者アワード」の最終審査でプレゼンを披露した若者団体のうち5団体6名。
Food and Smile!:佐々木優花さん(宮城学院女子大学4年)
公益社団法人Chance for Children:赤木奈実子さん(東北学院大学3年)
東北学院大学公認団体4-LEAVES:小野紘貴さん(東北学院大学3年)
東北大学SCRUM:近藤智哉さん(東北大学3年)
フェアトレード推進サークルamo:佐藤桃子さん、村川美希さん(ともに東北大学3年)

まずはアイスブレイク…

dousoukai2
△フェアトレード推進サークルamoの村川さん。仙台若者アワードをきっかけに、多くの人と交流を持てたのが嬉しかったとのこと。

最終審査プレゼンテーションから1ヶ月以上経っていることもあり、まずはみんなで改めて自己紹介。お題は「アワードで変わったこと」。

「他団体を見て、リーダーの自分だけで何でもやりすぎていることに気づいた。もっと組織づくりを頑張りたい」
「今まで活動を表に出す機会が少なかったが、今回その必要性に気づいた。もっと広報に力を入れたい」
「他団体が大学の学びと紐付けた活動を行っており、可能性を感じた」
などなど、みんなに様々な変化があったようです。

もっと振り返ってみよう

各団体の“変化”や、“気付き”を次の活動に活かすことを目的に、ちょっとしたディスカッションをしてみました。エントリーシートの記入や、一次審査ヒアリングの中で自団体について考えたこと。最終審査プレゼンテーションで他団体を見て考えたこと。それぞれ振り返るために、まずはワークシートに記入の時間です。

dousoukai3
△想像以上に筆が進む参加者の皆さん。嬉しい。

そしてディスカッションタイム。自団体に足りないと気づいた点を、他団体と議論し解決策を探す時間です。

dousoukai4
△組織運営上の課題について盛り上がっています。

団体それぞれ、活動領域も規模も違います。その中で協力して解決できそうなことを、少ない時間ながら模索する時間でした。そして最後に、議論した内容を発表する時間です。

dousoukai5
△フェアトレード商品を使った防災料理教室や、七夕まつりのブースで販売する案など「意外とたくさんやれそう!」と話してくれた、フェアトレード推進サークルamoの佐藤さん。

公共施設を利用して活動している団体が利用方法を教えたり、ミーティングの円滑な運営方法を共に考えたりと、日常の活動をより良くするノウハウを共有する場にもなりました。
個人的に一番嬉しかったのは、「せっかくできたつながりを次に活かしたい」、「“やりたい!”と思っていたことをぶつけられて、良い時間だった」といった参加者からの声でした。

souzoukai6

学生団体の活動は、新歓や目の前の活動をこなすことだけで、精一杯になってしまいがちですよね。このように客観的な目線を取り入れると、活動がまた一段とレベルアップすると私は考えています。今の活動をより良いものに、そしてより多くの人に伝えるために、他団体の学生と交流する機会を持ってみることをオススメします!

dousoukai7
△一緒にご飯へ行って、交流を深めました!

「文・山下航希(東北大学4年・インターン)/写真・安部静香と稲葉史恵(ワカツクスタッフ)」
 

他のイベントレポートも見る